境の神の性格を持っている。

日本における死生観・古代・他界観日本での死生観を最初に記述したものとしては『古事記』・『日本書紀』等の神話が挙げられる。

『日本書紀』には根の国、『古事記』には黄泉の国という表記で表される地下の世界があり、イザナギが死んだ妻・イザナミの奪還を試みるがタブーを犯してしまい、目的を果たせず黄泉比良坂に障壁を立てて変わり果てたイザナミから逃げ帰る話がある。

この障壁の岩・千引石は生者の居るこの世と死者の世に境界を引く訣別の意志の現れである。

また「其の黄泉坂に所塞りし石は、道反之大神と号く。

また黄泉戸に塞り坐す大神とも謂ふとあり結界石の神を配置したことが分かり、イザナギが「此よりな過ぎそ」といい杖を投げ「岐神」となったあるいは禊ぎ祓いの際投げ棄てた杖が「衝立船戸神」になったとも合わせていずれも境の神の性格を持っている。
update:2010年02月19日